こんにちは、中学受験を目指す息子を応援しているぴのママです。
今回は、早稲田アカデミーのNNジュニアについて書いていきます。

小5はNNジュニアがあるけど、受講したほうが良いのどうかわからないですよね
夏休み明けの後期から受講を検討している家庭もあるかと思います。
実際に小5の息子が受講してみた体験をふまえて、メリット・デメリットをまとめます。
NNジュニアとは?
「NN」とは「何がなんでも」の略。
「何がなんでも志望校に合格する!」という意味が込められています。
早稲アカの人気講座「NN志望校別コース(小6向け)」は、過去問分析や学校別対策が非常に手厚く、他塾に通っていてもNNだけ早稲アカを受ける子がいるほど有名です。
その小5版にあたるのがNNジュニア。
公式HPによると、対象は「御三家・早慶などの難関校を志望する小5(公開組分けテストで基準を満たされた方)」。
ただし、基準はHP上では受講資格は明確に公開されていません。
保護者会では、NNジュニアの受講資格は「組分けテストで偏差値62以上」となっていました。
我が家の場合は、先生から「Sコース基準を満たせば申し込める」と口頭で聞き、実際にOnlineから申し込んだら手続きできました。
教室によっては、塾から電話で伝えられることもあるようです。
NNジュニアの基本情報
- 対象:組分けテスト等で基準を満たした小5生
- 日程:月1回・日曜日(前期4回、後期4回)
- 時間:150分×2コマ
- 科目:国語+算数 or 社会+理科
- 実施校舎:指定校舎(2025年度は御茶ノ水、渋谷、西日暮里)
- 受講料:1講座9,900円
👉 詳細は公式HPをご確認ください
早稲田アカデミー NNジュニア
また、開成や桜蔭を目指す子向けには「開成ジュニアオープン」「桜蔭ジュニアオープン」といった専用テストで基準を満たした子だけが参加できる「NNジュニア開成・桜蔭トップレベル講座」もあります。
これは算数が得意でもSコースの子全員が受けられるわけではないので、なかなか狭き門のようです。
実際に受講してみた体験談
息子は5年生の第1回組分けテスト(3月実施)でSコースとなり、受講資格を得ました。
4月と5月に受講したのですが、そのきっかけは…
- 先生が「ぜひ挑戦してみましょう」と授業で勧めていたこと
- 資格が得られたのが本人にとって嬉しかったこと
でした。
当日の流れ
- 1クラス15〜20人ほど
- 組分けテストの直近成績でクラス分け(4月と5月でクラスが変わった)
- テキスト配布 → 解く → 解説 の流れ
- 宿題や事前課題はなし → 1日完結型
これらは息子から聞いた話をまとめているので、多少異なる点があるかもしれません。
難易度
算数は「難易度1(基本レベル)〜難易度5(最難関校レベル)」まで幅広く出題。
(ただし、基本〜練習レベルはほんの少しだけ)
難易度5は、息子いわく「最難関問題集よりも難しい」とのことで、ほとんど解けなかったようです。
2回受講したものの、その後は申し込みをやめました。

難しすぎて全然解けないし、受ける意味があるかわからないよ・・・
ちなみに国語は記述中心です。
人気の御茶ノ水校は申込開始から数日で締切になるほどの盛況ぶりでしたが、息子本人には合わなかったようです。
NNジュニアが向いている子は?
息子は2回でやめてしまいましたが、決して算数が苦手なわけではありません。
ただ、Sコースの中では下位層だったため、ついていくのが大変だったのかもしれません。
私が思う、NNジュニアに向いている子はこんなタイプかなと思います。
- Sコースの中でも上位の子
- 算数が好きで、難問にチャレンジするのが楽しい子
- 難関校受験で算数を受験の得点源にしたい子
- 普段と違う環境で刺激を受けたい子
逆に、小5の段階で「まだ基礎を固めたい」「休日は休ませたい」というご家庭には、無理して受ける必要はないのかもしれません。
まとめ:NNジュニアは必要?
NNジュニアは、ハイレベルな問題に挑戦できる特別な機会です。
上位層の子には良い刺激になりますし、自信やモチベーションにつながると思います。
一方で、小5のうちは「基礎固め」や「日々のカリテ・組分け対策」を優先した方が良い子も多いはず。
また、小6になると土日が模試や講座でほぼ埋まってしまうため、小5の今しか取れない休息も大切です。
結論としては、
「子どもの性格・学力・家庭の方針に合わせて選べばOK」
だと思います。
息子の場合は「まだ早い」と感じてやめましたが、小6になったらまた受けたいと言ってます。
この記事が「NNジュニアを受けさせるか迷っているママ」の参考になれば嬉しいです。
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